巷で言われるジャンケンの必勝法

ジャンケンの必勝法は理論的には存在しないはずですが(じゃんけんとゲーム理論・行動ファイナンス),巷ではいろいろとジャンケンの必勝法について言われていることがあります.ここでは,カナダジャンケン協会の必勝法について,紹介します.(How to beat anyone at Rock Paper Scissorsから)

基本的な考え方:相手の手の可能性が1つ減らせれば,その手に負ける手を出すと勝つ可能性が上がると考えよ.例えば,相手がグーを出す可能性が減れば,チョキを出せばアイコか勝つ可能性が高まり,負ける可能性は減るはずと考える.これをよく覚えておこう.

1.初心者にはパーを出せ
いろいろな人にジャンケンをさせてみてサンプルを集めてみると,グーがもっとも出やすく,チョキがもっとも出にくいそうです.これはカナダだけではなく,日本でも同じ研究結果があります(芳沢光雄 桜美林大学教授,読売オンラインの記事から).このことから,ジャンケンについて何も知らない初心者は,グーを出す傾向にあるので,パーを出すと勝てる,というものです.

2.中級者には最初にチョキを出せ
上記の設定に沿って考え,中級者はパーを出す.「ならばチョキを」という考え方だ.

3.2回同じ手が出たら,それに負ける手を
よく言われることに「アイコになったら,人はそれと異なる手を出す傾向にある.だからそれに負ける手を出せ」と言われる.例えば,グーでアイコになったら,人はそれと異なる手(パー・チョキ)を出す可能性が高まるので,チョキを出せ,というわけである.「基本的な考え方」にのっとった考え方だ.ところが中級者では,それも考慮しているので,なかなかそうは行かないかもしれない.しかし「2回同じ手が続く(double run)」と,さすがに人は異なる手を出したがるようで,異なる手が出る可能性がぐっと上がるはずである.したがって「2回同じ手が出たら,それに負ける手を」という考え方が出てくる.

4.宣言した手をその通りに出せ
相手に「パーを出します」と宣言する.相手は「そうすれば自分がチョキを出すと読んで,相手はグーを出してくるな」と読んでパーを出す.もしくはそれをさらに読んで,グーを出す.少なくとも相手はチョキを出す可能性は減るので「基本的な考え方」に沿ってグーを出すと良い.

5.相手に勝ったら,次はその手に負ける手を出せ
相手がチョキを出し,それに勝ったら,次はそれに負ける手であるパーを出せ.人は,ある手で負けると,次は焦ってその負けた手に勝つ手を出す傾向にある.

6.手を刷り込め
ルールを説明しながら,チョキを何回も見せたりすると,無意識のうちに相手はチョキが刷り込まれて,それを出し易くなる.

7.困ったときにはパーを出せ
先に述べたように,チョキは出にくく,グーは出やすいので,行き詰まったらパーを出せというものだ.

8.インチキして3回勝負にしてしまえ.
これはあなたの名誉を傷つけることになるのだが,もし1回勝負のジャンケンで負けたら,負けた後に「この勝負は3回勝負で,先に2回勝った方が勝ちだ」と後から言い張れというものだ.必ずしも勝てるとは限らないが,逆転の可能性は無から有に変わる…ってこれじゃズルでしょ...でも小さい頃,近所の女の子とジャンケンをすると,いつもこれをやられてた.彼女は,自分が勝ったときは1回勝負だと言い張り,初回に自分が負けると3回勝負だと言いはった.

以上です,翻訳が間違ってたらごめんなさい.