ピュクシス
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東京工業大学計算工学専攻の渡辺治氏(私ではありません、私は「渡辺隆裕」です) が個人的に主催している書評サークル「ピュクシスネット」に投稿された書評のうち、93年10月以降で書評子から掲載する許可が得られたものを、 私(渡辺隆裕)のページに個人的に公開しているものです。ピュクシスネットは月1回のペースで、ピュクシスネット のメンバーから寄せられた書評を電子メールでメンバーに流す書評のサークルのようなものです。 メールは治氏から発信され、96年・97年度は私が発信いたしました。メンバー 誰もが発信できる「メーリングリスト」とは違うものでした。
ピュクシスネットで発表された書評から、いくつかのものは 東工大生協の機関誌ACCESSに掲載されていました。 「ピュクシスの歴史」 にありますが、ピュクシスは実は元は生協から発行される 読書誌(書評誌ではない)でした。
やがて渡辺治氏も多忙になり、後を引き継いだ 私も岩手県立大学へ転任することになって、現在ピュクシスは休業状態です。 いつの日か再開することを願っております。
書評一覧
| ID | Title | Author | Publisher | Reviewer |
|---|---|---|---|---|
| 97-4-2 | 発言者たち | 清水義範 | 文春文庫 420円 | 渡辺隆裕 |
| 97-4-1 | 少年H(上・下) | 妹尾河童 | 講談社 各 1500 円 | 渡辺 治 |
| 97-1-2 | 無援の抒情 | 道浦母都子(みちうらもとこ) | 岩波書店,同時代ライブラリー,1990年 (初版は雁書館,1980年) | 佐々政孝 |
| 97-1-1 | 数について | デーデキント | 岩波文庫 460円 | 山下 健司 |
| 96-11-5 | 科学論入門 | 佐々木 力 | 岩波新書 650円 | 山下 健司 |
| 96-11-4 | ノイマンの夢・近代の欲望 | 佐藤 俊樹 | 講談社選書メチエ 1500円 | 山下 健司 |
| 96-11-3 | 暗号 --- ポストモダンの情報セキュリティ | 辻井重男 | 講談社選書メチエ 73、 1500 円 | 渡辺 治 |
| 96-11-1 | 『性への自由 性からの自由』 | 赤川 学 | 青弓社 2、266円 1996.8 | 稲田雅也 |
| 96-10-4 | 結婚の社会学 | 山田昌弘 | 丸善ライブラリー 1996.8.20 \720 | 嘉規香織 |
| 96-10-3 | 疲労とつきあう | 飯島裕一 | 岩波新書 1996.8.21 \650 | 嘉規香織 |
| 96-10-2 | 高齢者医療と福祉 | 岡本祐三 | 岩波新書 1996.8.21 \650 | 嘉規香織 |
| 96-10-1 | のらくろひとりぼっち | 高見澤潤子 | 光人社NF文庫 1996.7.10 \520 | 嘉規香織 |
| 96-9-2 | ムーンライト・シャドウ | 吉本ばなな | 福武書店,1987年 | 佐々政孝 |
| 96-9-1 | ナウシカ解読ーーユートピアの臨界ーー | 稲葉振一郎 | 窓社 1996年3月1日 2580円 | 豊田昌史 |
| 96-6-2 | 「大人」になる方法 | 小林 道雄 | 講談社 1、800円 1996年 3月20日発行 | 足立 和成 |
| 96-6-1 | 「在留特別許可 - アジア系外国人とのオーバーステイ国際結婚 -」 | サーム・シャヘド、関口千恵 | 明石書店 2、060円 1992年6月30日発行 | 金子一代 |
| 96-5-2 | 日本コンピュータの黎明 | 田原総一朗 | 文春文庫 460 円 | 渡辺 治 |
| 96-3-1 | やさしさの精神病理 | 大平 健 | 岩波新書 650円 | 渡辺隆裕 |
| 96-2-3 | ハイデガーの思想 | 木田元 | 岩波新書 650円 | 山下健司 |
| 96-2-4 | イワンのばか | トルストイ民話集 | 岩波文庫 460円 | 山下健司 |
| 95-10-2 | 失敗しない完全マニュアル「ベトナムで仕事を成功させる本」 | 増田 辰弘、鈴木譲二 | かんき出版 1400 円 | 金子一代 |
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ID |
Title |
Author |
Publisher |
Reviewer |
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95-10-3 |
田口 善弘 |
http://www.st.rim.or.jp/~tagtag/ |
渡辺 治 |
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95-8-1 |
ヨースタイン・ゴルデル |
NHK出版 2500 円 |
渡辺厚志 |
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95-5-1 |
中村 明 |
ちくま新書 680円 |
渡辺 隆裕 |
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95-4-1 |
西 研 |
NHKブックス[725] 950円 |
山下 健司 |
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95-3-3 |
徳山 豪 |
岩波書店(岩波科学ライブラリー 18) 1000 円 |
渡辺 治 |
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95-3-2 |
太田和夫、黒澤馨、渡辺治 |
講談社ブルーバックス 760 円 |
田口 善弘 |
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95-3-1 |
山本博史 |
岩波新書 602+18 円 |
嘉規 香織 |
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95-2-2 |
尾塩 尚 |
日本経済新聞社 1700 円 |
渡辺 治 |
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95-1-1 |
西垣 通 著 |
岩波新書(580 円) |
渡辺厚志 |
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94-11-4 |
若宮 啓文 |
中公新書 820 円 |
渡辺治 |
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94-11-3 |
竹田青嗣 |
ちくま新書 680 円 |
山下 健司 |
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94-11-2 |
今村仁司 |
ちくま新書 680 円 |
山下 健司 |
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94-11-1 |
フランク・ディレイニー 著,森野聡子 訳 |
創元社 2913+87 円 |
嘉規 香織 |
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94-9-2 |
小泉 八雲(上田 和夫 訳) |
新潮文庫 520円 |
山下 健司 |
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94-9-1 |
辺見 庸 |
共同通信社 1500円 |
足立 和成 |
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94-7-2 |
辰濃 和男 |
岩波新書 |
山下 健司 |
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94-7-1 |
橋本 治 |
中央公論社 1200円 |
山下 健司 |
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94-6-3 |
T.カンパネッラ |
岩波文庫 |
K.Kaki |
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94-6-2 |
R.J.Waller |
Mandarine 、 約 1500 円 |
K.Kaki |
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94-6-1 |
John Grisham |
Island 約 1300 円 |
K.Kaki |
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94-5-3 |
竹内久美子 |
文春文庫 450 円 |
渡辺 治 |
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94-5-2 |
西 成彦,伊藤 比呂美 |
集英社文庫 450 円 |
渡辺 治 |
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94-5-1 |
伊藤 比呂美 |
集英社文庫 450 円 |
渡辺 治 |
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94-4-5 |
レーニン著 |
大月書店/新日本出版社 |
田口 善弘 |
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94-4-4 |
竹田青嗣 |
ちくま学芸文庫 680円 |
渡辺 厚 |
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94-4-2 |
National Geographic Society |
田口 善弘 |
||
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94-4-3 |
R.P.Feynman |
Bantan Books |
嘉規 香織 |
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94-4-1 |
ロゲルギスト著 |
岩波書店 |
渡辺 治 |
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94-1-2 |
オルコット (吉田勝江訳) |
角川文庫(各680円(だったと思う)) |
今井宏樹 |
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94-1-1 |
浜田幸一 |
講談社(1500円) |
今井宏樹 |
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93-12-4 |
鷲田 小彌太 編著 |
青弓社 2060 円 |
金子 一代 |
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93-12-2 |
J.Grisham |
Island Books |
嘉規 香織 |
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93-12-1 |
井上ひさし選/日本ペンクラブ編 |
光文社 円 |
渡辺 治 |
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93-10-12 |
大津栄一郎 |
岩波新書,580 円(上下巻とも) |
今井宏樹 |
ピュクシスの歴史
1.ピュクシス第1期(1984−1990)
ピュクシスとはラテン語で 羅針盤 を意味する 言葉です。ピュクシスは1984年に 東京工業大学生活協同組合の書評誌として誕生しました。 大学院生以上の人間が集まって、 羅針盤のように東工大の学生たちに 良書を紹介して行こうというのが、当時の目的だった と記憶しています。当時の編集長はその頃、東工大の教養学部的存在にあたる人文社会学群の助手の川野辺渉氏です。
東工大生協としては、学部生に良 書を薦めよう という読書活動推進に加え、教職員・院生の生協活動を 推進しようという狙いもあったと思います。創設当時の ピュクシスのメンバーは、本(というかすべての 事柄)に対し一言も二言もある個性的なメンバーで あったと記憶しています。当時、東工大 生協の学部の委員だった私は、ピュクシスの編集委員のメン バーが投稿された原稿の吟味に、辞書を片手に 激しく議論していたのを覚えています。
やがて、時は過ぎて創設時のメンバーの多くは東工大を 去りました。私のように大学院生となって、新たに加わった ものもいましたが、抜けた者の方が多く、ピュクシスは 編集委員不足に悩むようになりました。また、残った 編集委員も助手や助教授となり研究者としての仕事が 忙しく、書評誌の編集をする時間がなくなりました。 1990年の時点で実質的な編集作業に携わることができるのは、渡辺治編集長と田口善弘氏、そして私の3人となりました。この3人も研究活動のため非常に多忙となりました。このため、ピュクシスは1990年No.13をもってやむなく 休刊となりました(廃刊ではない)。
ピュクシスの10号までのバックナンバーは合本 されて東工大の図書館に納められているはず()です。 興味のある方は御覧あれ
2.ピュクシス第2期(1990−1997)
ピュクシスの元編集委員長であった渡辺治氏は 最後の編集委員であったメンバーを中心にしてネット上で個人的にピュクシスを継続することを決め、「ピュクシスネット」として継続することになりました。 そして、毎月発行される東工大生協の機関誌(現在名:ACCESS)に ピュクシスネットに載った書評の中から1つを掲載 することで、「東工大の学生に良書を提供する」という ピュクシスの目的を継続して行くこととなりました。 ピュクシス元編集員を中心にいくつかの新しいメンバーも加わって、ピュクシスネットに多くの書評が掲載されました。
しかしながら、渡辺治氏は学内においても学会においても重要なポジションで活躍されるようになり、また結婚しお子さんもできたこともあって、公私共々多忙になってきました。そして遂に1996年からは、当時東京工業大学の助手であった私こと渡辺隆裕が当分ピュクシスネットを代行することになりました。 1996年に、私は東工大のホームページにピュクシスネットで掲載された書評のうち、手元に保存してあった1993年以降の書評を掲載しました。これが現在のページにあたるものです。
3.ピュクシス第3期(1997−)
1996年あたりには非常に活発に投稿されたピュクシスでしたが、やがてそのメンバーも忙しくなり出し、投稿数も少なくなりました。このままでは月1回の定期的な継続は難しいと判断した私は渡辺治氏と相談のうえ、不定期の発行とし生協の機関紙への寄稿は見送ることにしました。これにより14年間続いた東工大生協とピュクシスの関係にもピリオドが打たれました。 不定期刊行とすれば長く継続するはずもなく(?)ピュクシスネットは97年夏をもって長く休止状態となりました。そして私は岩手県立大学に移りました。 現在ピュクシスネットの幹事は私のままになっています。休止状態は私の責任なのです。いつかは治さんと相談して再開するつもりなのですが...。
ピュクシス ネット welcome guide
以下はピュクシス入会時に配信される文章を そのまま載せたものです。
作成:1991年頃?
この度はピュクシス・ネットにご参加ありがとうございます. 簡単ですが趣旨,運営方法などについて,ご説明します.
趣旨&活動:会員による本の紹介を主な目的とする.会員は,読んだ本の紹介あるいは書評を管理者(渡辺 治)までメイルで送り,それを管理者が毎月の第一週 にまとめて各会員にメイルで送る.集まった記事の中から毎月一編をアクセス(東工大生 協新聞)に載せる.なお,この選定作業は管理者に一 任して頂く.(もちろん,評者の了解が得られたもの だけをアクセスに載せます.
投稿方法,対象:理工系の学生,研究者などが一般的に楽しめる本.原則として,あまり専門的なものは除く.
内容:題名,著者,出版社,値段,それにできれば書評.(書評はできれば 800 字以内にして下さい.)
〆切:随時受付します.watanabe@cs.titech.ac.jp まで.もちろん受けとるだけの会員でも結構ですが,たまには投稿 してみて下さい.書評でなくても「こんな本があります」だ けでも結構です.
入会,脱会方法:watanabe@cs.titech.ac.jp まで.あまり手広くやるつも りはないのですが,加わりたい方がいらしたら御連絡下 さい.
その他:ニュース・グループにしては,という意見もありましたが, ピュクシス委員会の延長ということで,しばらくは渡辺が 個人的に管理してやって行きたいと思います.
注意:というわけですので,submit、 reply、 follow-up のメッセ ージは watanabe か,各評者にお送り下さい.header にあ る address は絶対使用しないようにお願いします. 以上,こまかいことまで書きましたが,月一回のメッセージを 楽しみにしていて下さい.また本の紹介もドシドシお願いしま す.
渡辺 治
