講演や研修などの履歴

社会人向けのゲーム理論の講義や研修を引き受けています.
大学生や大学院生向けと少し異なるプログラムで,ゲーム理論とは何かを知ってみたい社会人向けのプログラムを用意しています.以下は過去に引き受けた社会人向けの講義経歴と講義資料です.

  • 首都大学東京ビジネススクール(2004-
    • これは本務です(^^;),15回の社会人向けの講義です.
  • 東京都管理職候補生 研修 (2007年-
    • 本学の経営学専攻が引き受けている東京都職員向けの研修です.「ゲーム理論と制度設計」というタイトルで1日8時間のプログラムで,毎年講義させて頂いています.
  • 自治体・公的団体等での講義:
    • 東京都の職員以外では,東京都特別区職員研修所研修 (2009年)などで講義させて頂きました.
  • 市民向け一般講座
    • 麹町アカデミア(2014年):4回の講義をさせて頂きました.
    • シブヤ大学(2008年),八王子学園都市大学「いちょう塾」(2005年10月),東京都立大学公開講座(2003年2月)
  • 日本生産性本部(2014年-2016年)
    • 「ユニオンリーダー養成講座」で,2014年から講義させて頂いています.
  • 以下の企業に呼んで頂き2-3時間講義させて頂きました
    • ティージー情報ネットワーク株式会社(2014年),株式会社ブレインパッド(2011年),関西電力チャレンジ研修 (2007年-2011年),住友経営テクノロジーフォーラム(2007年1月),Link and Motivation 社(2005年7月)
  • 日本数学検定協会(2015年)
    • 数学コーチャー研究発表会・研修会で講演させて頂きました.
  • 中小企業大学校(2004年度-2006年度)
  • 政策研究大学院大学(2004年度-2006年度)
  • 筑波大学ビジネススクール企業科学専攻:(2009年3月)
  • 他に社会人向けではなく大学生向けに,東京工業大学,防衛大学校などで講義をさせて頂きました.

講義の依頼などありましたら,こちらまでご連絡ください.

図解雑学ゲーム理論

ナツメ社の図解雑学シリーズから,私の著書「図解雑学ゲーム理論」が2004年8月14日に出版されました.皆さんに愛されて,18刷まで出ました.残念ながら2018年を持って紙での媒体は絶版となりました.

現在はkindle版として販売されています. 
韓国語にも翻訳されました.

講義と講演の資料(学生,一般向け)

  • 首都大のゲーム理論1,2の資料はこちら
  • 初歩から学ぶゲーム理論-web講義(BASIC)はこちら
  • クールノー競争とベルトラン競争には関連する資料をこちらにまとめておきました.
  • 都庁管理職候補者研修「ゲーム理論と制度設計」
  • 首都大学東京「ゲーム理論1」「ゲーム理論2」の講義資料2016年度版(28回分,30時間くらい)
  • 首都大学東京 経営学系講義「入門ミクロ経済学」講義資料のページ
  • 首都大学東京 経営学系講義「ミクロ経済学1」(2015年度)講義スライド

ゼミナールゲーム理論入門

「ゼミナール ゲーム理論入門」が2008年4月8日に出版されました. この本は,以下のような特徴を持っています.

  • 完備情報・不完備情報の戦略形・展開形ゲーム,および協力ゲームと,ゲーム理論の基本的な話題をすべて体系的に網羅した本格的なテキスト
  • 「図解雑学ゲーム理論」のノウハウを引継ぎ,図表や数値例を多用することで,難解な数式を用いずにゲーム理論が一通り習得できるようにな るに努めた
  • 抽象的な理論を導入するのではなく,コンビニ戦争や転職などの具体例を用いて「なぜそのような理論を構築するのか」という真意を分かりやすく解説し,抽象的な理論を学ぶモチベーションを明らかにした抽象的な理論にとどめずに,ゲーム理論の代表的な応用例である,寡占市場の分析・交渉・投票・オークション・モラルハザードと最適契約・ 逆選択・シグナリングなどについて解説した
  • 本書は,岩手県立大学(総合政策学部)・東京都立大学(経済学部)・首都大学東京(経営学部・ビジネススクール)・政策研究大学院大学・筑波大学(情報学類・ビジネススクール)・東京工業大学・中小企業大学校,など,筆者が長年に渡ってさまざまな分野の学生に講義した内容をまとめたものです.

「ゼミナールゲーム理論入門」補足資料

ゲーム理論とは?

ゲーム理論は「複数のプレイヤーの意思決定を分析する理論」と言われます.ここでの「プレイヤー」は,人間のときもあれば,国や企業や組織など,さまざまな「意思決定を行う単位」を表わします. このような状況は「プレイヤー」がお互いに行動を読み合いながら、あたかも「ゲーム」をしていると考えられるので,このような名前が付けられています.

比較的歴史が新しい「進化ゲーム」と呼ばれる分野では,プレイヤーは意思決定をするとは限らず「遺伝子に従って行動する生物」や「慣習に従って行動する人間」なども考えます.近年のゲーム理論は,意思決定する主体を考えるだけではなく「複数の主体の行動をゲームと捉えて分析する学問」と言って良いでしょう.

 1944年に数学者フォン・ノイマンと経済学者モルゲンシュテルンは『ゲームの理論と経済行動』というタイトルの本を出版し,複数の主体が意思決定を行う理論的な枠組みを提示しました.これがゲーム理論の始まりであると考えられます.